バリトンウクレレのフレット位置計算
バリトンウクレレのスケール長(ナットからサドルまで、弦が振動する長さ)は19〜20インチ、約483〜508mmです。ソプラノの13〜14インチ、テナーの17〜18インチより長く、クラシックギターの650mmよりは約17cm短いサイズです(Gearankのサイズ表による)。このツールは483mmを初期値に、ナットから各フレットまでの距離、フレット間隔、サドルまでの残りを計算します。
バリトンウクレレのフレット位置(483mm)
平均律による計算。ナットからの距離、ひとつ前のフレットからの間隔、サドルまでの残り(補正前)。
| フレット | ナットから(mm) | 前のフレットから(mm) | サドルまで(mm) |
|---|---|---|---|
| 1 | 27.11 | 27.11 | 455.89 |
| 2 | 52.70 | 25.59 | 430.30 |
| 3 | 76.85 | 24.15 | 406.15 |
| 4 | 99.64 | 22.80 | 383.36 |
| 5 | 121.16 | 21.52 | 361.84 |
| 6 | 141.47 | 20.31 | 341.53 |
| 7 | 160.64 | 19.17 | 322.36 |
| 8 | 178.73 | 18.09 | 304.27 |
| 9 | 195.81 | 17.08 | 287.19 |
| 10 | 211.93 | 16.12 | 271.07 |
| 11 | 227.14 | 15.21 | 255.86 |
| 12 | 241.50 | 14.36 | 241.50 |
| 13 | 255.05 | 13.55 | 227.95 |
| 14 | 267.85 | 12.79 | 215.15 |
| 15 | 279.92 | 12.08 | 203.08 |
| 16 | 291.32 | 11.40 | 191.68 |
| 17 | 302.08 | 10.76 | 180.92 |
| 18 | 312.23 | 10.15 | 170.77 |
使い方
- バリトン 483mmのボタンで標準のスケールになります。自分の楽器に合わせるときは、ナットから12フレットまでを測って2倍した値をmmで入れます。インチで入れるときは単位を切り替えます。
- フレット数を入れます。市販のバリトンは18フレットのモデルが多くあります。表とまとめがすぐに更新されます。
- サドル補正は「ウクレレ」を選ぶと、サドルをスケール長より1〜2mm後ろに置く目安が出ます。
- 用紙を選んでテンプレートを印刷を押し、倍率100%で印刷して100mmのバーを定規で測ります。
ヘルプと解説
483mmなら、1フレットはナットから27.11mm、5フレットは121.16mm、12フレットはちょうど半分の241.50mmです。テンプレートは実寸で、A4またはレター用紙に分割して印刷でき、100mmの確認バーで印刷倍率を確かめられます。
バリトンウクレレのスケール長
バリトンのスケール長は、メーカーやモデルによって19インチ(482.6mm)から20インチ(508mm)ほどまで幅があります。たとえばKala KA-Bは約509mmで18フレットと紹介されています(Thomannの製品情報)。同じ「バリトン」でも数mm違うだけでフレット位置がずれるので、カタログの値ではなく、手元の楽器を測るのが確実です。
測るときはナットから12フレットの中心までを測って2倍にします。ナットからサドルまで測ると、サドル補正の分だけ長く出てしまいます。
483mmのフレット位置
フレット位置は平均律の式 d = L − L ÷ 2^(n/12)(Lはスケール長、nはフレット番号)で決まります。483mmでは、ナットから1フレットが27.11mm、2フレットが52.70mm、3フレットが76.85mm、7フレットが160.64mm、12フレットが241.50mm、18フレットが312.23mmです。
フレット間隔は、ナット〜1フレットが27.11mm、12〜13フレットが13.55mm、17〜18フレットが10.15mmと、12フレット進むごとに半分になります。約509mmの楽器なら12フレットは254.50mm、18フレットは329.04mmです。
サドル補正とオクターブ
弦を押さえると弦がわずかに伸びて音程が上がるため、サドルは公称のスケール長より少し後ろに置きます。ウクレレでは1〜2mmが出発点の目安で、巻弦の4弦・3弦は多めにとります。最終的には組み上げた楽器で、12フレットの音が開放弦のちょうど1オクターブ上になるよう合わせます。
コツ
- 墨付けは必ずナットからの距離で行い、フレット間隔を足していく方法は避けましょう。小さな誤差が積み重なります。
- 組み上げたら、オクターブ調整チェッカーで1弦ずつ12フレットの音程を確認します。
- 弦を張ったら、バリトンウクレレのチューナーでDGBEに合わせましょう。
よくある質問
バリトンウクレレの弦長(スケール)は何mmですか?
19〜20インチ、約483〜508mmが一般的です。テナーは17〜18インチ(約432〜457mm)、ソプラノは13〜14インチ(約330〜356mm)です。モデルによって差があるので、手元の楽器を測りましょう。
12フレットの位置はどこですか?
スケール長のちょうど半分です。483mmならナットから241.50mm、約509mmなら254.50mmです。
バリトンウクレレのフレットは何本ですか?
市販のモデルでは18フレットが多く、Kala KA-Bも18フレットです。483mmで18フレットなら、最終フレットはナットから312.23mmです。
1フレットの位置は?
483mmなら、ナットから27.11mmです。1〜2フレットの間隔は25.59mm、2〜3フレットは24.15mmと少しずつ狭くなります。
サドル補正はどれくらいですか?
ウクレレでは1〜2mmが出発点の目安です。巻弦の4弦・3弦は多めにとり、最終的には12フレットでオクターブを合わせます。
テナーとはフレット位置がどれくらい違いますか?
テナー432mmの12フレットは216.00mm、バリトン483mmでは241.50mmで、25.5mm離れています。1フレットはテナー24.25mm、バリトン27.11mmです。