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弦高とネック反りの目安

楽器を選ぶと、メーカーが公表している弦高とネック反りの値を表示します。いまの測定値を入れれば、サドルをどれだけ動かせばいいかがわかります。

基準値

   
   
   
   

サドルを動かす量

チューニングした状態で、フレットの頂点から弦の下側までを測ります。12フレットの弦高を変えるには、サドルをその2倍動かします。

   
   
カードで校正する画面定規

クレジットカードや身分証(85.60mm)を枠に当て、端がそろうまでスライダーを動かします。校正はこの端末に保存されます。

85,60 mm

画面の下端をフレットに当て、1〜4mmの目盛りと弦を見比べます。

使い方
ヘルプと解説
要点

弦高とネック反りの目安

弦高(アクション)は、フレットの頂点から弦の下側までの距離です。トラスロッドで調整するネックの反り、サドル(ブリッジ)の高さ、ナットの溝の深さで決まります。楽器を選ぶと、メーカーが公表している値を、測るフレットと出典付きで表示します。

弦高の基準値

低音弦・高音弦の弦高、ネックの反り、測るフレット。各メーカーが公表している値です。

楽器低音弦(mm)高音弦(mm)反り(mm)フレット
フェンダー(エレキ)1.61.60.317
PRS(エレキ)1.5–1.91.4–1.80.1–0.312
マーチン(アコギ)2.0–2.31.4–1.70.1–0.112
クラシックギター4.03.20.112
フェンダー(ベース)2.42.00.317
ウクレレ3.03.0–12
マンドリン1.91.70.112
バンジョー3.23.20.4–0.522

StewMac, Setup specs

使い方

  1. チューニングした状態で、まずネックの反りを見ます。「基準値」に表示される指示どおりに弦を押さえ、8フレットのすき間をシックネスゲージで測ります。
  2. 反りが範囲から外れていたらトラスロッドを少しずつ回し、木が落ち着くのを待ってから測り直します。
  3. 指定のフレットで低音弦と高音弦の弦高を測り、いまの測定値に入れます。目標には基準範囲の中央の値が入っています。
ヘルプと解説

いまの測定値と目標値を入れると、サドルを低音側・高音側でそれぞれ何mm上げ下げすればいいかを計算します。弦高ゲージがなくても、クレジットカードで校正する画面上の定規で測れます。

サドルを動かす量の法則

弦はナットからサドルまでの直線です。サドルを下げると、各フレットの弦高はナットからの距離に比例して下がります。スケールの半分にあたる12フレットでは、サドルを動かした量の半分だけ弦高が変わります。12フレットで0.4mm下げたいなら、サドルを0.8mm下げます。フェンダーが測る17フレットでは、比率は1.6対1です。アコギのサドルは底面を少しずつ削り、削りすぎたらシムを入れるか新しく作ります。

ネックの反りとトラスロッド

ネックが弦の張力の方向へわずかに反っている(順反り)と、弦が中ほどのフレットに当たらずに振動できます。トラスロッドは弦のテンションに逆らって働き、締めると順反りが減り、ゆるめると順反りが増えます。8フレットのすき間がまったくないか、弦がローフレットに当たってビビるなら逆反り気味です。

アメリカのメーカーは64分の1インチ単位で値を示します(1/64″ = 0.397mm)。フェンダーは指板R 9.5〜12インチのモデルで、17フレットで低音弦・高音弦ともに4/64″(1.59mm)を示し、ギブソンは12フレットで測ります。

コツ

  • 調整は1か所ずつ行います。トラスロッド、サドル、ナットの順に進め、毎回チューニングし直します。
  • トラスロッドは無理に回さないでください。固いと感じたら、弦をゆるめてから回すか、リペアショップに相談しましょう。
  • 弦高を変えるとオクターブも変わります。オクターブ調整チェッカーで確認しましょう。
  • ゲージやチューニングを変えると、ネックの反りも変わります。差は弦テンション計算ツールで確認できます。

よくある質問

エレキギターの弦高の目安は?

指板R 9.5〜12インチのフェンダーでは、17フレットで低音弦・高音弦とも4/64″(1.59mm)です。ほかのメーカーの値は、それぞれ測るフレットと一緒に表に出ます。

サドルはどれだけ下げればいいですか?

12フレットで減らしたい量の2倍です。2.4mmから2.0mmにするなら、サドルを0.8mm下げます。17フレットで測る場合は、差に1.6を掛けます。

トラスロッドはどう調整しますか?

8フレットのすき間を測ります。基準より大きければ(順反り)締め、すき間がなくローフレットで弦がビビるなら(逆反り)ゆるめます。一度に回すのは最大1/4回転で、そのたびに測り直します。

ネック反りの確認方法は?

1フレットと最終フレット(または17フレット)で弦を押さえ、8フレットでフレットと弦のすき間を見ます。すき間がまったくなければ逆反り、基準より大きければ順反りが強すぎます。

アコギの弦高はどこで測りますか?

アコギは12フレットで測ります。マーチンとテイラーの値は出典付きで表にあります。クラシックギターはナイロン弦の振れ幅が大きいため、弦高は高めです。

1/64インチは何mmですか?

0.397mmです。3/64″ = 1.19mm、4/64″ = 1.59mm、5/64″ = 1.98mm、6/64″ = 2.38mmになります。

スマホで弦高を測れますか?

測れます。クレジットカード(85.60mm、ISO/IEC 7810規格)で校正した画面上の定規を使います。画面の下端をフレットに当て、1〜4mmの目盛りと弦を見比べます。