バリトンウクレレの弦交換のやり方
バリトンウクレレは、ソプラノやテナーより大きく、スケール長は19〜20インチ(約483〜508mm)あります。チューニングはギターの4弦〜1弦と同じD・G・B・Eで、低いほうの4弦Dと3弦Gには金属を巻いた巻弦、2弦Bと1弦Eにはナイロンやフロロカーボンの弦を使います。
バリトンウクレレのチューニング(DGBE)
4弦(いちばん低い弦)から1弦まで、A=440Hz。
| 弦 | 音 | Hz |
|---|---|---|
| 4 | D3 | 146.83 |
| 3 | G3 | 196.00 |
| 2 | B3 | 246.94 |
| 1 | E4 | 329.63 |
使い方
- 古い弦を外す前にガイドを一度読み、手順をひとつ終えるごとにチェックを入れます。進み具合は端末に保存されます。
- すべてチェックすると、ページがチューナーまで移動します。
- チューナーでは開放弦を1本ずつ鳴らし、針が中央に来るまでペグを回します。最初からやり直すで、次の弦交換に向けてリセットできます。
ヘルプと解説
下のガイドは、結ぶタイプのブリッジ(タイバー)を中心に、1本ずつ替える手順です。最後のチューナーで、4弦D3 146.83Hz、3弦G3 196.00Hz、2弦B3 246.94Hz、1弦E4 329.63Hz(A=440Hz)に合わせます。
巻弦とナイロン弦の違い
バリトンウクレレは、ウクレレのなかでいちばん低い音域です。4弦D3や3弦G3をナイロンの単線で出そうとすると弦がかなり太くなるため、多くのセットではこの2本に巻弦を使います。巻弦は表面が金属なので、ブリッジで結んでも滑りにくく、巻き付ける回数はナイロン弦より少なくて済みます。
ほかのウクレレと違い、4弦がいちばん低い音(リエントラントではない)です。テナーやコンサート用の弦は長さも太さも合わないので、必ずバリトン用(DGBE)のセットを選びましょう。
ブリッジのタイプを確かめる
多くのバリトンウクレレは、クラシックギターのように弦を穴に通して結ぶタイバー式です。穴に通して後ろに5〜10cm出し、弦自身の下をくぐらせて2〜3回巻き付け、最後の巻きがブリッジの後ろの角で押さえられるように締めます。結び目を溝に引っかけるスリット式や、ボールエンド弦を使うモデルもあるので、外す前に元の留め方をよく見ておきます。
新しいナイロン弦は最初の数日でよく伸びます。チューニングしたら弦の中ほどを軽く持ち上げて伸ばし、合わせ直すことを2〜3回繰り返すと、早く安定します。
コツ
- 1本ずつ替えると、残っている弦が通し方の見本になります。
- 弦を替えたら、オクターブ調整チェッカーで12フレットの音程も確認しましょう。
- スケール長を測ってフレット位置を確かめたいときは、バリトンウクレレのフレット位置計算が使えます。
よくある質問
バリトンウクレレのチューニングは?
4弦から順にD3 146.83Hz、G3 196.00Hz、B3 246.94Hz、E4 329.63Hz(A=440Hz)です。ギターの4弦〜1弦と同じ音で、ドレミではレ・ソ・シ・ミです。
4弦と3弦だけ巻弦なのはなぜですか?
低いD3とG3をナイロンの単線で出すと弦が太くなりすぎるためです。巻弦なら細いまま低い音が出せ、ブリッジでも滑りにくくなります。
テナー用の弦を張ってもいいですか?
おすすめしません。バリトンのスケール長は19〜20インチ(約483〜508mm)で、テナー(17〜18インチ)より長く、DGBE用の巻弦も入っていません。バリトン用のセットを使いましょう。
ブリッジでは何回巻き付けますか?
結ぶタイプなら、ナイロンの1弦・2弦は滑りやすいので2〜3回、巻弦の3弦・4弦は1〜2回が目安です。最後の巻きがブリッジの後ろの角で押さえられるようにします。
ペグには何回巻けばいいですか?
目安として巻弦で2〜3回、ナイロン弦で3〜4回です。巻きがポストの下へ向かうように巻くと、ナットで弦にしっかり角度がつきます。