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弦間ピッチと指板Rの計算

外側2弦の間隔とゲージを入れると、ナットとブリッジで各弦が通る位置がわかります。指板Rを計算して、実寸のRゲージも印刷できます。

弦間ピッチ

ゲージはスペースで区切ります。0.3未満の値はインチ(.046)、それ以外はmmとして読み取ります。

   
   
弦ゲージ低音弦の中心から次の弦まですき間

指板R

ナットと指板端のRが同じなら単一R、違えばコンパウンドRです。Rの高さは、両端を結ぶ直線から中央がどれだけ高いかを表します。

フレットR幅Rの高さ
使い方
ヘルプと解説
要点

弦間ピッチと指板Rの計算

ネックの幅方向は、2つの寸法で決まります。ナットとブリッジで各弦がどこを通るか(弦間ピッチ)と、指板Rで指板の中央がどれだけ盛り上がるかです。外側2弦の中心間の距離とゲージを入れると、各弦の位置と隣の弦とのすき間を表にします。

指板RとRの高さ

幅43mm(ナットの一般的な幅)と56mm(指板端の一般的な幅)で、両端を結ぶ直線から中央がどれだけ高いか。よく使われるRごとの値です。

R(インチ)R(mm)幅43mmでの高さ幅56mmでの高さ
7.25″184.11.262.14
9.50″241.30.961.63
10″254.00.911.55
12″304.80.761.29
14″355.60.651.10
16″406.40.570.97
20″508.00.460.77

円弧の矢高の式:s = r − √(r² − (w/2)²)

使い方

  1. 楽器を選ぶと、ゲージと寸法の初期値が入ります。
  2. ナットかブリッジかを選び、外側2弦の間隔を中心から中心で入力します。
  3. すき間均等(ゲージ分を引いて、弦と弦の空きをそろえる)か中心均等かを選びます。
  4. 指板Rの欄には、ナットと指板端のR(単一Rなら同じ値)、スケール長、フレット数、指板端の幅を入れます。Rゲージは100%で印刷し、100mmのバーを測ります。
ヘルプと解説

指板Rは単一R(7.25″、9.5″、12″、16″)かコンパウンドR(10″〜16″)を選べます。ネックに沿ったR、幅、中央の高さが表に出て、指板Rゲージは実寸で印刷できます。

中心均等とすき間均等

中心均等では弦と弦の中心距離が一定になり、太い弦どうしの間は空きが狭くなります。すき間均等では、幅からゲージ分を引いた残りを等分します。外側2弦が35mmで.010〜.046のセットなら、中ほどの弦で両者の差は0.6mmになります。

ブリッジ側の弦間ピッチは部品で決まります。現行のフェンダーのブリッジは、外側2弦の中心間が2-1/16″(52.4mm)です。

指板RとRの高さ

Rが小さいほど指板は丸くなります。古いフェンダーは7.25″、現行のフェンダーは9.5″、ギブソンは12″、16″以上はほぼフラットです。日本ではmmで表すことも多く、7.25″は約184mm、9.5″は約241mm、12″は約305mmにあたります。コンパウンドR(ナット10″、指板端16″)は、ローポジション側が丸くてコードを押さえやすく、ハイポジション側は平らでチョーキングしても音が詰まりにくくなります。

Rの高さ(中央の盛り上がり)は s = r − √(r² − (w/2)²) で求めます。9.5″(241.3mm)なら幅43mmで0.96mm、56mmで1.63mmです。ナットの溝の深さやブリッジのサドルの高さも、この弧に合わせます。

コツ

  • 弦の外側どうしで測ったときは、外側の弦それぞれのゲージの半分を引きます。
  • コンパウンドRの指板では、ブリッジのサドルの高さを指板端のRに合わせます。
  • Rやナットを変えたら弦高を見直しましょう。ファンフレットにはマルチスケール計算ツールを使います。

よくある質問

エレキギターのナットの弦間ピッチは?

ナット幅42〜43mmなら、外側2弦の中心間は約35mm、弦と弦はおよそ7mm、両端の弦から指板の縁までは3mm強です。

ストラトのブリッジの弦間ピッチは?

現行のブリッジは外側2弦の中心間が2-1/16″(52.4mm)で、弦と弦は約10.5mmです。ヴィンテージタイプは2-7/32″(56.4mm)です。

指板Rはどれを選べばいいですか?

7.25″(184mm)はコードが押さえやすい反面、弦高が低いとチョーキングで音が詰まりやすくなります。9.5″と12″はその中間で、16″(406mm)はほぼフラットです。

指板R 400mmはどれくらい平らですか?

幅43mmで中央の高さは0.58mm、56mmで0.98mmです。12″(305mm)の0.76mm・1.29mmより平らで、16″(406mm)とほぼ同じです。

Rの高さとは何ですか?

指板の中央が、両端を結ぶ直線からどれだけ高いかです。幅43mmでは、7.25″で1.26mm、9.5″で0.96mm、12″で0.76mm、16″で0.57mmです。

指板Rの測り方は?

9.5″のRゲージをフレットの間に当てます。中央で当たってガタつくなら指板のRはそれより小さく、両端だけが当たって中央にすき間が見えるならRはそれより大きい値です。