マンドリンの弦高の目安と調整
StewMacの表では、マンドリンの弦高は12フレットで低音側(4コースのG弦)0.075インチ(1.9mm)、高音側(1コースのE弦)0.065インチ(1.65mm)、1フレット上で低音側0.76mm、高音側0.51mm、ネックの反りは6フレットで0.13mmです。
マンドリンの弦高の基準値
12フレットの低音側・高音側の弦高とネックの反り。StewMacの表の値です。
| 楽器 | 低音弦(mm) | 高音弦(mm) | 反り(mm) | フレット |
|---|---|---|---|---|
| マンドリン | 1.9 | 1.7 | 0.1 | 12 |
StewMac — String Action Gauge Instructions (Suggested action settings)
使い方
- チューニングして、12フレットでG弦とE弦の弦高を測ります。複弦は2本とも測り、高いほうを入れます。
- 目標(初期値1.9mmと1.65mm)といまの値を入れると、ブリッジを動かす量が出ます。
- ブリッジに高さ調整のホイールがあれば回し、なければブリッジの脚かサドルの部分を削ります。
ヘルプと解説
計算ツールはスケール352.4mm(13-7/8インチ)で始まり、自分の楽器のスケールに変えられます。マンドリンクラブで使うラウンドバックのマンドリンでも、12フレットで測ってブリッジを動かす量を出す計算は同じですが、好まれる弦高は楽器と奏者で違うので、表の値は出発点と考えてください。
ブリッジは2倍動かす
12フレットはスケールの中間なので、弦高はブリッジを動かした量の半分だけ変わります。G弦が2.3mmで1.9mmにするなら低音側を0.8mm、E弦が2.0mmで1.65mmにするなら高音側を0.7mm下げます。ホイールで調整するときは半回転ずつ回し、毎回チューニングして測り直します。
マンドリンのブリッジは弦の張力で押さえられているだけなので、高さを変えた拍子に位置がずれやすく、ずれるとオクターブが狂います。弦を少しゆるめてから動かし、張り直したら位置を確認します。
反りとナット
反りは、1フレットと最終フレットで弦を押さえ、6フレットのすき間で見ます。目安は0.13mmです。トラスロッドがあるモデルなら、すき間が大きいときは締め、すき間がないときはゆるめます。ナットの1フレット上の高さはG側0.76mm、E側0.51mmで、これより高いとローポジションのトレモロや和音が重くなります。
コツ
- スケール352.4mmなら、12フレットはナットから176.2mmです。ブリッジを動かしたら、オクターブ調整チェッカーで複弦の2本とも12フレットの音程を確かめましょう。
- 弦のゲージを変えるときは弦テンション計算ツールで張力の差を確認しましょう。
よくある質問
マンドリンの弦高の適正値は?
StewMacの表では12フレットで低音側1.9mm、高音側1.65mmです。
マンドリンの弦高調整のやり方は?
12フレットで測り、ブリッジのホイールを回すか、ブリッジを削って調整します。ブリッジは変えたい量の2倍動かします。
マンドリンのネック反りの確認方法は?
1フレットと最終フレットで弦を押さえ、6フレットのすき間を見ます。目安は0.13mmです。
マンドリンのナットの高さは?
1フレット上で低音側0.76mm、高音側0.51mmがStewMacの目安です。
ブリッジを動かしたら音程が合わなくなったのは?
ブリッジの位置がずれたためです。12フレットのハーモニクスと押さえた音が一致する位置に戻します。