ガムラン オンライン:サロンとデムン
ガムランはジャワ島やバリ島の青銅打楽器を中心としたアンサンブルで、2021年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。このページでは、ジャワのガムランから鍵盤打楽器を2つ演奏できます。上の列はスレンドロ音律のサロン・バルン(6̣ 1 2 3 5 6 1̇ の7枚)、下の列はペロッグ音律のデムン(1〜7の7枚)で、サロンより1オクターブ低い音です。ボナン、クノン、ゴング、クンダンはありません。
使い方
- 鍵盤を指でタップします。いくつか同時に叩いたり、指を滑らせたりもできます。パソコンではマウスでも弾けます。
- PCキーボードでは Z X C V B N M がデムン(ペロッグ 1〜7)、Q W E R T Y U がサロン(スレンドロ 6̣ 1 2 3 5 6 1̇)です。Esc ですべての音が止まります。
- 鍵盤の表示で、ケパティハンの数字、キーボードの文字、表示なしを切り替えられます。
- 録音を押して弾き、もう一度押すと止まります。そのあと再生、MIDIで保存、WAVで保存、共有が使えます。
- 全画面ボタンで鍵盤が大きくなります。スマホは横向きにすると弾きやすくなります。
ヘルプと解説
音は端末の中で合成したもので、本物のガムランの録音ではありません。青銅の鍵盤らしく、長く伸びる基音にゆっくりしたうなりを加え、木のばち(タブ)で叩く音も入れています。複数の鍵盤を同時に叩けて、録音、WAV・MIDIでの保存、音符入りのリンク共有もできます。
スレンドロとペロッグ
スレンドロは1オクターブに5音で、音の間隔はほぼ均等な約240セント(ピアノの半音は100セント)です。そのため4と7がなく、サロンは6̣(下のオクターブの6)から1̇まで並びます。ペロッグは間隔が不均等な7音で、このページでは1から数えて0、120、258、539、675、785、943セントにしています。サロンの1は約587Hz、デムンの1はその1オクターブ下です。
これらはおおよその平均値です。ガムランはセットごとに独自の調律(エンバット)を持ち、決まった数値表はありません。本物では音律ごとに別の楽器を使いますが、ここでは聞き比べられるよう2つを並べています。ピアノの調律ではないため、和音・音階の表示や音当てチャレンジはありません。
ケパティハン(数字譜)の読み方
ジャワのガムランはケパティハンという数字譜で書くのが一般的です。数字が鍵盤を表し、上に点があれば1オクターブ上(1̇)、下に点があれば1オクターブ下(6̣)。数字の代わりに点だけがあるところは叩かない拍です。音は4拍ずつのガトラにまとまり、各ガトラの最後の拍がいちばん強い拍です。
サロンが叩くのはバルンガンという曲の骨組みの旋律で、ほかの楽器がそれを装飾します。まずはサロンで2つのガトラをゆっくり読んでみましょう。2 1 2 6̣ は E W E Q、3 5 3 2 は R T R E です。
練習におすすめの曲
初心者がよく習う曲に、ランチャラン・マニャール・スウ(スレンドロ、パテット・マニュロ)や、歌のグンドゥル・グンドゥル・パチュル、スウェ・オラ・ジャムがあります。バルンガンはガムランの教材にケパティハンで載っているので、上のキー配置を見ながらガトラごとに打ち込めます。ガムランごとに調律が違うため、知っている録音と少し違って聞こえることがあります。
コツ
- 本物のサロンでは、次の鍵盤を叩きながら、もう片方の手で前の鍵盤を押さえて音を止めます。ここでは音が自然に消えるまで鳴るので、ゆっくり叩くとバルンガンが濁りません。
- サロンとデムンで1 2 3を弾き比べてみてください。スレンドロは間隔がほぼ均等で、ペロッグは1と2がとても近い音です。
- イヤホンや外部スピーカーを使うと、デムンの低い鍵盤のゆっくりしたうなりがよく聞こえます。
- ピアノと同じ音律でメロディーを弾くなら木琴 オンラインを使ってください。
よくある質問
ピアノと比べて音が外れて聞こえるのはなぜですか?
スレンドロとペロッグは、ピアノの12の均等な半音を使わないからです。スレンドロは1オクターブを約240セントずつ5つに分け、ペロッグは間隔の違う7音でできています。
本物のガムランと同じ調律ですか?
平均値をもとにした近似です。ガムランはセットごとに調律(エンバット)が異なり、セットによってかなり違って聞こえるため、公式の数値表はありません。
ボナンやゴング、クンダンはありますか?
ありません。このページにあるのは、バルンガンを叩く鍵盤楽器のサロン・バルン(スレンドロ)とデムン(ペロッグ)だけです。
演奏を録音して共有できますか?
できます。録音して止め、共有を押すと、音符がアドレスに入ったリンクができます。WAVは聞こえたとおりの音で保存されます。MIDIは各鍵盤にいちばん近いピアノの音を使うので、近似になります。