オープンD チューニング(D A D F♯ A D)
オープンDは、開放弦を全部鳴らすとDメジャーのコードになるオープンチューニングです。6弦からD・A・D・F♯・A・D(D2〜D4)。レギュラーから6弦・2弦・1弦を全音、3弦を半音下げ、5弦と4弦はそのままです。
各弦の音名と周波数
ギターのチューニング「オープンD」(6弦):D2 A2 D3 F♯3 A3 D4、73.42 Hz~293.66 Hz(A4 = 440 Hz)。
| 弦 | 音名 | 周波数(Hz) |
|---|---|---|
| 6弦 | D2 | 73.42 |
| 5弦 | A2 | 110.00 |
| 4弦 | D3 | 146.83 |
| 3弦 | F♯3 | 185.00 |
| 2弦 | A3 | 220.00 |
| 1弦 | D4 | 293.66 |
使い方
- マイクをオンを押し、チューニングの選択がオープンDになっていることを確認します。
- 6弦をEからDへ全音下げます(73.42Hz)。少し下げすぎてから締めて合わせると狂いにくくなります。
- 3弦をGからF♯へ半音、2弦をBからAへ全音、1弦をEからDへ全音下げます。5弦と4弦はそのままです。
- 開放弦を1本ずつ弾き、音が落ち着いてから針を見ます。Dの弦が3本あるので、針が隣に飛ぶときは弦のボタンを押して固定します。
- 4本の張力が変わったので、もう1周確認します。最後に開放弦をまとめて鳴らし、Dメジャーがにごらずに響くか聴きます。
ヘルプと解説
Dの音が3つのオクターブで鳴るので、アコースティックギターでは響きが広く、ソロギター(フィンガースタイル)やケルト風の曲、スライドギターでよく使われます。このページはギターチューナーを最初からオープンDに設定して開きます。
レギュラーからオープンDへ(弦ごと)
6弦:E2→D2(73.42Hz)、全音下げ。5弦:A2(110.00Hz)、そのまま。4弦:D3(146.83Hz)、そのまま。3弦:G3→F♯3(185.00Hz)、半音下げ。2弦:B3→A3(220.00Hz)、全音下げ。1弦:E4→D4(293.66Hz)、全音下げ。
耳でも確かめましょう。3本のD(6弦・4弦・1弦)と2本のA(5弦・2弦)は、オクターブできれいに重なるはずです。3弦のF♯はコードの長3度で、ここが高いとDメジャーがにごって聴こえます。
オープンDの基本のコード
人さし指のセーハ(またはスライドバー)で全弦をまっすぐ押さえると、開放でD、2フレットでE、3フレットでF、5フレットでG、7フレットでA、12フレットで1オクターブ上のDになります。D・G・A(I・IV・V)だけで弾ける曲もたくさんあります。
マイナーやセブンスのコードは別の押さえ方が必要です。ギターコード表でチューニングにオープンDを選ぶと、各コードの押さえ方を確認できます。2フレットにカポをつければ、同じ形のままオープンE(E B E G♯ B E)の音になります。
コツ
- フィンガースタイルでは、親指で弾く6弦と4弦のDが曲の土台です。最初に6弦をていねいに合わせましょう。
- スライドバーは指板に押しつけず、フレットの真上に軽くのせると音程が合います。
- 全音下げた弦はやわらかくなります。ビビりが出たら少し太めのゲージを試してください。
- レギュラーに戻すときは、弦を交互に少しずつ上げると、ネックに均等に張力がかかります。
よくある質問
オープンDの音は?
6弦から1弦へD、A、D、F♯、A、Dです。D2(73.42Hz)、A2(110.00Hz)、D3(146.83Hz)、F♯3(185.00Hz)、A3(220.00Hz)、D4(293.66Hz)で、A4=440Hzのときの値です。
オープンDのやり方は?
レギュラーから6弦(E→D)、2弦(B→A)、1弦(E→D)を全音、3弦(G→F♯)を半音下げます。5弦と4弦はそのままです。
オープンDのコード表はありますか?
セーハで開放がD、5フレットがG、7フレットがAです。ほかのコードはギターコード表でオープンDを選ぶと押さえ方を確認できます。
オープンDとDADGADの違いは?
どちらも下3本はD A Dですが、DADGADは3弦がGのままで、開放弦がメジャーでもマイナーでもないサスの響きになります。オープンDは3弦がF♯で、開放弦がDメジャーです。
オープンDとオープンGはどちらがいいですか?
オープンG(D G D G B D)は変える弦が3本で軽めの響き、オープンDは4本を変えて低く厚い響きです。弾きたい曲のキーで選びましょう。