このオンラインチューナーは、5弦ベースの低いBからバイオリンの高いEまで、マイクに届いた音を判定し、いちばん近い音名、その音より何セント高いか低いか、どちらに直せばよいかを大きく表示します。クロマチックチューナーなので楽器もチューニングも選ばず、半音下げやオープンチューニング、管楽器やピアノ、声の音程チェックにもそのまま使えます。
処理はすべてお使いの端末の中で行われます。ブラウザのWeb Audio APIでマイクを読み取って音の高さを判定するので、音声がサーバーに送られることはありません。アプリのインストールも登録も不要です。
使い方
- マイクをオンを押し、ブラウザに聞かれたらマイクを許可します。
- 開放弦を1本弾くか、音を1つ伸ばして吹く(歌う)と、音名が大きく表示され、針が動きます。
- 針が左で↑が出たら音が低いので、弦を締めるか管を押し込みます。針が右で↓が出たら高いので、弦をゆるめるか管を抜きます。
- 数字が緑(−5〜+5セント)になれば合っています。次の弦や音に進みましょう。
- B♭管のトランペットやクラリネット、E♭管のアルトサックス、F管のホルンなどの移調楽器は、移調を選ぶと楽譜に書かれた音名で表示されます。
セントの見方と必要な精度
半音は100セントです。2つの音を同時に鳴らしたとき、5〜10セントずれると耳でもうなりとして分かり始めます。そこでこのチューナーは、±5セント以内を緑(合っている)、±15セントまでを黄色(ほぼ合っている)で表示します。新しいスチール弦は弾いた直後に少し高く出るので、音が落ち着いてから直してください。
基準ピッチ:440Hzと吹奏楽の442Hz
初期設定はA4(ラ)=440Hzで、国際的な標準ピッチです。日本の吹奏楽部やオーケストラは442Hzで合わせることが多く、441〜443Hzを使う団体もあります。432Hzを好む人もいます。基準ピッチで数値を変えるとすべての音が計算し直され、設定は端末に保存されます。
CDEとドレミ、ドイツ音名
コードやエフェクター、クリップチューナーの表示は英語式のCDE(Bはシ)が一般的ですが、音名表示でドレミ(カタカナ)に切り替えられます。吹奏楽では「B♭(ベー)で合わせて」のようにドイツ音名もよく使い、B♭はベー、Bはハー、Cはツェーと呼びます。
オクターブは国際式で、中央のドがC4、440HzのラがA4です。カラオケの音域表記ではA4をhiA、C4をmid2Cと書き、DTMソフトによっては中央のドをC3と表示します。
コツ
- 静かな場所で、楽器をマイクに近づけて合わせましょう。スマホは下側(通話用マイクのある側)がよく音を拾います。
- 何度もかき鳴らすより、1回弾いて音を伸ばしたほうが表示が安定します。
- 針が1オクターブ上下に飛ぶときは、12フレットのハーモニクスを使うか、弱めに弾いてみてください。強く歪んだ音は、どんなチューナーでも判定を誤ります。
- エレキギターをアンプなしで合わせるときは、弦をマイクに近づけて生音を拾います。オーディオインターフェースをブラウザの入力に選ぶ方法もあります。
- 弦は音を上げながら合わせるのが基本です。少しゆるめてから締めて目標に近づけると、チューニングが狂いにくくなります。
よくある質問
オンラインチューナーはスマホでも使えますか?
はい。iPhoneでもAndroidでも、ブラウザでこのページを開いてマイクを許可すれば使えます。ホーム画面に追加すれば、アプリのように開けます。
マイクの音声はどこかに送信されますか?
いいえ。音の判定は端末の中でWeb Audio APIを使って行われます。音声がブラウザの外に出ることはなく、録音も残りません。
基準音を442Hzに変えられますか?
はい。基準ピッチで442Hzを選ぶと、すべての音がA4=442Hzを基準に計算されます。吹奏楽部やオーケストラで合わせるときに便利です。432Hzも選べます。
チューナーの「セント」とは何ですか?
半音を100等分した音程の単位です。+10セントなら目標の音より少し高く、−10セントなら少し低いという意味です。±5セント以内なら合っていると考えてかまいません。
音名をドレミで表示できますか?
できます。音名表示で「ドレミ」を選ぶと、ド、ド♯、レ…のカタカナで表示されます。選んだ表示は次回も保存されます。
チューナーが反応しないときはどうすればいいですか?
まずブラウザのマイク許可を確認してください。アドレスバーの鍵アイコンから許可できます。音が小さい楽器なら感度を「高」に、周りがうるさいなら「低」にして、1本ずつ弾いて音を伸ばしてください。
クリップチューナーと比べて精度はどうですか?
判定にはYINという方式を使い、安定した音なら約1セントの精度があります。クリップチューナーは楽器の振動を拾うので合奏中の騒がしい場所に強く、このチューナーはマイクで聴くので、静かな場所で使うのがおすすめです。
管楽器(B♭管などの移調楽器)にも使えますか?
はい。移調でB♭、E♭、F、Gを選ぶと、実音ではなく楽譜上の音名で表示されます。たとえばB♭管で楽譜のドを吹くと、実音はB♭ですが「C」と表示されます。ギターなら、弦の自動判定があるギターチューナーも使えます。