ティンパニ チューナー(ペダル合わせ・クリアリング)
このティンパニ チューナーは、スマホやパソコンのマイクで音を聴き取り、ティンパニの音名とオクターブ、そして何セントずれているかを表示します。新しいヘッドのクリアリング、リハーサル前のペダル合わせ、休みの小節ですばやく音を替えるときの確認に使えます。
使い方
- マイクをオンを押し、マイクの使用を許可します。スマホはティンパニの近くに置き、ヘッドやケトル(胴)の上には置かないでください。
- 汎用のマレットで、フチから8〜10 cmほど内側のいつもの打点を軽く叩きます。
- 針が左(低い)なら、ペダルかチューニングボルトで音を上げます。針が右(高い)なら下げます。
- 曲の途中で音を替えるときは、先にここで音を合わせ、ペダルの位置やチューニングゲージの目印を覚えておきます。
ヘルプと解説
ティンパニは基音がはっきりしている一方で、すぐに消える倍音もたくさん含んでいます。フチから手のひら1枚分ほど内側を軽く叩き、音がまだ響いているあいだに針を読んでください。音が落ち着いた部分が、いちばん正確に測れます。
ティンパニ各サイズの音域
オーケストラでよく使われる音域の目安は、32インチがD2〜A2、29インチがF2〜C3、26インチがB♭2〜F3、23インチがD3〜A3です。ヘッドやケトル、セッティングによって、上下の限界は少し変わります。はっきり鳴る範囲を大きく超えて、1台に無理な音を出させないようにしましょう。
ヘッドのクリアリング
ヘッドは、張りが均一なときにだけすっきりした音で鳴ります。各チューニングボルトの5 cmほど手前を軽く叩き、ぐるりと一周して音程を比べます。低い位置や高い位置のボルトを調整し、どこを叩いても同じ音になるようにしてください。そのあとペダルで目的の音に合わせ、いつもの打点でもう一度確認します。
コツ
- ヘッドは温度や湿度で変わります。楽器を移動したあとや、ステージの照明がついたあとは、もう一度音程を確認しましょう。
- 1オクターブ上や5度上の音が表示されるときは、もっと弱く叩き、倍音が消えてから少し遅れて読んでください。
- 叩く前に、目的の音を小さくハミングするか歌ってみましょう。耳が鍛えられ、チューナーの表示を自分の耳でも確かめられます。
よくある質問
ティンパニはチューナーでどうやって合わせますか?
まずヘッドのクリアリングをしてから、打点を軽く叩き、針が中央に来るまでペダルを動かします。ヘッドが少しなじんで音が動くことがあるので、数秒後にもう一度確認してください。
ティンパニ用チューナーのおすすめアプリは?
インストールしなくても使えます。このチューナーはスマホやパソコンのブラウザーでマイクを許可するだけで動き、音声が端末の外に送られることはありません。
スマホのマイクでティンパニの音を測れますか?
測れます。叩いた音が響いているうちに読むのがコツです。ほかの楽器の音や話し声もマイクに入るので、合奏中は静かなタイミングで合わせてください。
チューナーは何ヘルツにすればいいですか?
オーケストラや吹奏楽では442Hzが多いです。始める前に設定の基準ピッチを、合わせる団体の指定に変えてください。
表示されるオクターブが違うのはなぜですか?
ティンパニは倍音が強い楽器です。弱めに叩き、叩いた瞬間ではなく音が響いているあいだに読むと、たいてい基音が表示されます。
ほかの音程のある太鼓にも使えますか?
ロートタムなど、音程がはっきりした太鼓なら使えます。ドラムセットには、太鼓ごとの設定があるドラムチューナーが便利です。