テナーサックスはB♭管の移調楽器で、楽譜の音より長9度(1オクターブと全音)低い音が鳴ります。楽譜のC(ド)を吹くと、実音は1オクターブ下のB♭です。普通のチューナーは実音を表示するので、音名もオクターブも楽譜と合いません。
このページは移調を「B♭+オクターブ」にした状態で開くので、音名だけでなくオクターブの数字まで楽譜どおりに表示されます。トランペットと同じB♭管の設定(トランペット チューナー)でも音名は読めますが、オクターブが1つずれます。
使い方
- マイクをオンを押し、マイクの使用を許可します。
- 吹奏楽で合わせる場合は、基準ピッチを442Hzにします。一度選べば、次に開いたときもその値のままです。
- 楽譜のC(実音B♭)をロングトーンで吹き、針を見ます。
- 針が右(高い)ならマウスピースを少し抜き、左(低い)なら少し差し込みます。
楽譜の音と実音の対応
B♭+オクターブの移調では、楽譜の音から14半音下げた音が実音です。楽譜のC5=実音B♭3(A=440Hzで約233Hz)、楽譜のG4=実音F3、楽譜のD5=実音C4(中央のド)です。合奏のチューニング音「B♭(ベー)」は、テナーサックスでは楽譜のCにあたります。実音で見たいときは移調を「C(移調なし)」に戻してください。
ヘルツ(基準ピッチ)の選び方
日本の吹奏楽部やオーケストラはA=442Hzで合わせることが多く、ポップスやジャズ、ピアノ伴奏では440Hzが一般的です。どちらにするかは指揮者や伴奏の楽器に合わせます。基準ピッチを変えても、移調の設定はそのままです。
コツ
- 合わせる前に1〜2分吹いて楽器を温めます。冷えた楽器は低めに出ます。
- テナーは音量が大きいので、スマホはベルから1mほど離して置くと針が落ち着きます。
- チューニング音のほかに、低いDや高いCなど音域の端もいくつか確かめます。
- マウスピースの位置が決まったら、ネックのコルクに鉛筆で印をつけておくと次回が楽です。
よくある質問
テナーサックスのチューニングは何の音で合わせますか?
吹奏楽では実音B♭(楽譜のC)が一般的です。実音F(楽譜のG)でも確かめると、音域による差が分かります。
テナーサックスのチューナーは何ヘルツにすればいいですか?
吹奏楽部やオーケストラなら442Hz、ポップス・ジャズや鍵盤楽器と合わせるなら440Hzが目安です。選んだ基準ピッチはこの端末に保存されます。
トランペット用のB♭管設定と何が違いますか?
音名は同じですが、テナーサックスはトランペットより1オクターブ低く鳴ります。B♭管の設定だとオクターブの数字が1つ低く出るため、このページでは「B♭+オクターブ」を使っています。
バスクラリネットにも使えますか?
はい。ト音記号で書かれたバスクラリネットのパートも楽譜より長9度低く鳴るので、この設定のまま読めます。
アルトサックスやバリトンサックスは?
どちらもE♭管です。アルトサックス チューナーかバリトンサックス チューナーを開いてください。