ドロップB チューニング(ギター)
ドロップBは、全弦を1音半(3半音)下げたC♯チューニング(C♯ F♯ B E G♯ C♯)から、6弦だけをさらに全音下げてBにしたチューニングです。6弦からB・F♯・B・E・G♯・C♯(B1〜C♯4)になります。低音弦3本を指1本で押さえればパワーコードになり、ドロップDと同じ形のまま3半音低く響きます。メタルコアやニューメタル、ラウドロックの定番です。
各弦の音名と周波数
ギターのチューニング「ドロップB」(6弦):B1 F♯2 B2 E3 G♯3 C♯4、61.74 Hz~277.18 Hz(A4 = 440 Hz)。
| 弦 | 音名 | 周波数(Hz) |
|---|---|---|
| 6弦 | B1 | 61.74 |
| 5弦 | F♯2 | 92.50 |
| 4弦 | B2 | 123.47 |
| 3弦 | E3 | 164.81 |
| 2弦 | G♯3 | 207.65 |
| 1弦 | C♯4 | 277.18 |
使い方
- マイクをオンを押します。チューニングの選択はドロップBになっています。
- 6弦から始め、EからBまで5半音ゆっくり下げます。軽く弾いて、音が落ち着いてから針を見ます。
- 5弦をF♯、4弦をB、3弦をE、2弦をG♯、1弦をC♯へ、それぞれ3半音下げます。
- 6弦に戻ってもう1周します。張力が大きく下がるとネックが動き、先に合わせた弦がずれるためです。
- Bの弦が2本あるので、針が隣の弦に飛ぶときは、合わせている弦のボタンを押して固定します。
ヘルプと解説
このページはギターチューナーを最初からドロップBに設定して開きます。レギュラーからだと6弦は5半音、ほかの5本は3半音ずつ下がるので、2周合わせるつもりで進めてください。
レギュラー・ドロップD・ドロップCからのやり方
レギュラーからは、6弦をE2からB1(61.74Hz)へ、5弦をA2からF♯2(92.50Hz)、4弦をD3からB2(123.47Hz)、3弦をG3からE3(164.81Hz)、2弦をB3からG♯3(207.65Hz)、1弦をE4からC♯4(277.18Hz)へ下げます。ドロップDからなら全弦を3半音、ドロップCからなら全弦を半音下げるだけです。
耳で確かめるなら、6弦の7フレットが5弦の開放(F♯)と同じ音になります。そこから上はレギュラーと同じで、5弦・4弦・2弦の5フレットと3弦の4フレットが、次の開放弦と同じ音です。
ドロップB用の弦と7弦ギター
09や10のゲージはBまで下げるとだぶつき、ビビりや音程の揺れが出ます。12〜56や13〜62のような太いセットや、6弦だけが太いドロップチューニング用のセットがよく使われます。ゲージを大きく変えたら、ナット・オクターブ調整・トラスロッドも確認してください。
ドロップBを常用するなら、低いBを持つ7弦ギターという選択もあります。最低音は同じB1で、その上はレギュラーのままです。7弦ギターでさらに低くしたいときは、7弦をAまで下げるドロップAがよく使われます。
コツ
- ドロップCからなら、全部の弦を半音下げるだけでドロップBになります。
- 低いBは軽めのブリッジミュートで弾きます。ゆるい弦は強く弾くと一瞬シャープし、針が揺れます。
- ベースの人にも伝えましょう。5弦ベースのLow BはギターのBの1オクターブ下なので、5弦ならチューニングを変えずに合わせられます。
- レギュラーに戻すときはチューニングでレギュラーを選び、弦を交互に2〜3周かけて上げます。
よくある質問
ドロップBの音は?
6弦から1弦へB、F♯、B、E、G♯、C♯です。B1(61.74Hz)、F♯2(92.50Hz)、B2(123.47Hz)、E3(164.81Hz)、G♯3(207.65Hz)、C♯4(277.18Hz)で、A4=440Hzのときの値です。
ドロップBのやり方は?
レギュラーから6弦を5半音(EからB)、ほかの5本を3半音ずつ下げます。ドロップCからなら全弦を半音下げるだけです。
ドロップBとBスタンダードの違いは?
Bスタンダードは6本すべてを2音半下げたB E A D F♯ Bです。ドロップBは上の5本が1音半下げのままで、6弦だけをBにします。
ふつうの6弦ギターでドロップBにできますか?
できますが、太めの弦が必要です。09や10のままだと低音弦がだぶつきます。弦を替えたらオクターブ調整とネックの反りを確認しましょう。
ベースはドロップBにどう合わせますか?
Low Bのある5弦ベースなら、チューニングを変えずにギターの6弦の1オクターブ下でそろいます。4弦ベースで合わせる場合は太いゲージが必要なので、クロマチックチューナーで1本ずつ確認してください。